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sketch book 足立社長のフォト日記
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病院改修の大仕事!

seikeigekakaisyuu.jpgゴールデンウイークの連休から取り掛かった約2週間の改修工事でした。
築35年余の歴史を持つ病院のリニューアルですので解体工事に始まり内装仕上げまで、毎日毎日20人余りの職人さんと共に難関に挑戦しながら悪戦苦闘です。改修の難しさを改めて思い知りながらも、日々仕上りに向かって進んでいく工事は
『明日もまた頑張れるぞ!』という気持ちに繋がっていきました。

多くの業者さん、職人さんのご協力をいただき、
お施主様のご希望に合わせてオープンすることが出来ましたことに心から感謝致します。


宵の明星

yoinomyojyo.JPG刻々と変わりゆく空の色は冬の寒気に呼応する潔癖さでした。
小さい写真ですが見えますか?上の方にぽつんと光っているのは宵の明星です。
この一年が暮れていきます。

今年最後の仕事を終えて帰途につきました。年末の30日まで仕事詰めだった娘を乗せて徳島まで8時間余のドライブです。疲れてうずくまる様にして寝息を立てる娘の姿を横目に見ながら、お客様や仕事仲間に改めて感謝しつつも、あまりに哀しいこと辛いことそして今も続くこらえきれない憤りが胸に渦巻いてきます。
狂おしい哀しみに遭いながら人々の優しさに救われた方、またより深く愛おしさを想うこととなった方もきっと沢山いらっしゃるのではないでしょうか?

どうかどうか、来る年には災いが起こりませんようにと宵の明星に祈りました。

松山にて その1

matsuyama_desk.jpg久しぶりの「お仕事日記」は松山での家具工事。

徳島を出発する頃から降り出した雪が、トラブルのはじまりです。
はじめは、めったにない雪の中。子供のようにワクワク気分で運転していたものの、次第に激しく降る雪でとうとう高速道路が通行止めに!

普段ならば2時間半で着くところがなんと7時間もかかり、家具を満載したトラックもやっとのことで夜間の搬入に間に合うという有り様。散々なスタートを切った愛媛県松山市での大仕事。その顛末やいかに?

これから一週間かけて、大小合わせて30台あまりある家具を次々と取り付けていきます。

中には、写真のような面白い家具もあります。
お客様の要望から産まれたこの優れもののデスクは、楕円部分のテーブル天板が、その下の収納部分と一緒に回転する機能が付いています。

横長に使用したり、時には直角まで回転させてみたり、このユニークなデスクは、いつの間にか現場にいらっしゃる人達の「人気者」となりました。

製作を担当した熟練の職人さんも、思うように回転するか、決まった位置でちゃんと止まるか、など試行錯誤と悪戦苦闘を繰り返していましたが、見事完成した時には
「 いい感じで廻るでしょ〜! 」
と自画自賛! さすが〜頼もしいかぎりです♪

秋の海

zushikaigan_01.jpgzushikaigan_02.jpg先週は夏に続き、またまた神奈川県逗子市での家具工事でした。

以前の現場近くの「小坪漁港」とはうって変わって、
ウインドサーフィン、ヨットなどのマリンスポーツを楽しむ人で賑わう「逗子海岸」前が今回の現場です。

今回ご自宅を新築されるお施主さんご夫婦とお話をするうちに、小坪のお施主さんとご懇意だということがわかりました。
異なる設計士さん、異なる建築施工店からご依頼いただいた仕事ですが、双方とも徳島の家具を選んでくださって感激するとともに奇遇にビックリです。

4トン車一杯に徳島から運んできた家具も漸くそれぞれの場所に納まり、
「やっぱり湘南は徳島の海とどこか違うんだな...」と言いながら、取付職人さんも目の前の海岸でほっと一息。

やがて暮れ始めた陽が、海原に束の間の輝きを残して沈み、秋の一日が静かに終わります。

今回の家具もお客様に末長く愛されますように♪

逗子小坪漁港

kotsubo.jpgようやく完成を迎える住宅の屋上からは、水平線が一望できます。
小さな漁港から、狭い路地を少し登った小高い土地に建てられた、3人ご家族とネコちゃん2匹が暮らす新しいおうちです。ここ逗子小坪の住宅では、キッチンや洗面台などの造り付け家具のお仕事をさせていただきました。

若い人達で賑わう湘南のイメージとはちがって、小坪は昔ながらの雰囲気が残る漁師町です。港から路地を登る途中で出会う地元の人達は、工事に来た私達にも「おはよう」と、声をかけてくださいます。


この辺りはシラス漁が盛んで、近所に新鮮でボリューム満点の定食屋さんもあります。街なかの工事とはまたひと味違った楽しみがありました。

お施主さんご夫婦は、お子様のためを思いのびやかなこの地を選んだそうです。
夏休み中ということもあり、お嬢さんとご一緒に毎日のように現場を訪れ、工事の様子をご覧になりながら出来上がるのを待ち遠しそうにしていました。

完成したら、この屋上で眼の前に広がる海を見たり、夜空いっぱいの星に心を奪われる夜長を楽しんだり、と素敵な毎日がはじまることでしょうね。

家具の仕事をじっと見ながら、大きくなったら家具屋さんになりたいな〜、と言ってくれたお嬢さん。
「広いベランダで一緒にBBQをしようね」と約束しました。次の機会に訪れるのが楽しみです♪

【あこがれのキッチン&バス AtoZ】展

ozone_atoz.jpg新宿にあるリビングデザインセンターOZONE
3階OZONEプラザで
【あこがれのキッチン&バス AtoZ】展
が始まりました。
7月8日から8月8日までの1ヶ月間の展示です。

http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/988.html

インテリア・キッチン等のライターとして多方面で活躍してらっしゃるジャーナリスト本間美紀さんのコンセプトデザインを若手の建築家タトデザインの大山氏がリアライズするという楽しい企画に声をかけていただき、真っ白なタイルを貼ったキッチンカウンターなどの製作にあたりました。
スタイリングを担当された山川直子さんの手にかかってキッチンの小物達が飾りつけられると会場には素敵な空間が仕上がりです。

開催初日のレセプションには数多くのインテリアやキッチン&バスの関係の方が集まり楽しく本間さんの講演を拝聴させていただきました。

このような機会に新しい素材やトレンディな住まいのあしらいなどの勉強をさせていただき、刺激を受けることは製作側の私どもにとって貴重な時間です。

お近くにお住まいの皆様は、ぜひこの機会にリビングデザインセンターOZONEに足を運んでみてください。
きっと夢のある空間に出会えると思います。

キッチンリフォーム工事 その4

t_reform_401.jpgt_reform_402.jpgt_reform_403.jpgt_reform_404.jpgキッチンリフォーム工事もようやく完成です。

工事前とはうって変わって、明るく広々とした空間に生まれ変わりました。
作業動線もシンプルになり、使い勝手も大きく改善出来ました。
お客様のご要望だった収納量アップは、たっぷり用意した引出しに食器類を収納することで実現しています。
また、家具には明るい色調の素材と塗装を選びましたので、全体の雰囲気も統一され、すっきりと広い印象のキッチン・ダイニングになりました。

新しいキッチンでは、奥様の温かでおいしいお料理が、お気に入りの食器に盛りつけられることでしょう。
お食事やお茶の時間が、ご家族の笑顔に満たされることを思うとうれしくなります。

この後、いままでお使いになっていた大きな年代物のテーブルにも再塗装を施し、キッチンとともに生まれ変わったダイニングにも、とても満足していただく事が出来ました。
単身赴任中のご主人は、お留守だった一週間の間に一変されたお部屋をご覧になってびっくりなさったそうです。予想以上の変わり様に、とても感動してくださいました。

さて、このリフォーム工事のシリーズは、皆様のお住まいのリフォームの参考になりましたでしょうか?
皆様も思い切って住まいのリフォームを計画なさってみませんか?きっと楽しいですよ♪

<完>

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

写真上   :TVボードを兼ねた収納
写真中の上 :キッチンカウンターと壁面収納
写真中の下 :キッチンカウンターからTVボードへ
写真下   :カウンター内部

キッチンリフォーム工事 その3

t_reform_301.jpgt_reform_302.jpgt_reform_303.jpgさあ、昨年紹介してきたキッチンリフォーム工事の続編からスタートです。
今年もがんばってブログをアップしていきますのでよろしくお願いします。

工事3日目、ようやく家具の取付け開始です。翌日には細かな部分の仕上へと、順調に工事を進めることができました。

お客様のご期待に、より大きく応えることが私どもの目指すところです。
今回のリフォーム工事ではお客様から信頼をいただき、家具の色合いなどもお任せしていただきました。
キッチンを囲む家族が、新鮮な気持ちでわくわくして生活できるようにと、色合いや素材のご提案をさしあげました。

徐々に組み上がる家具を見て、お客様の顔がほころんだ時は、やったー!という思いです。
打ち合わせの段階では図面上でなかなかイメージがつかめなかったことが、ひとつひとつ眼の前で実現されるにつけ、嬉しそうな様子が、お客様から伝わってきます。ここに調味料を入れて、ここには庖丁をと、今にもお料理をはじめそうな身振り手振りです。

現場の職人さんたちにもその気持ちが伝わって意気も上がり、完成に向かってもう一息頑張りどころです。
こういう瞬間を感じることが出来るって素敵なことです。

リフォーム後の雰囲気がだいぶ見えてきましたでしょうか?
次回は完成した様子をご紹介いたします。
お部屋の全貌、楽しみにしてくださいね。

<つづく>


◇◇◇◇◇◇◇◇◇

写真上 :取付け開始した壁面の収納
写真中 :耐熱強化ガラスの取付け
写真下 :取付け後の壁面の収納

キッチンリフォーム工事 その2

t_reform_201.jpgt_reform_202.jpgt_reform_203.jpgt_reform_204.jpgキッチンリフォーム工事は、出来るだけ早くお客様に普段の生活を取り戻して差し上げないとなりません。短期間で工事を完了するために、びっしりとした工程を組んで臨みます。

毎日のお食事に不便をおかけしては申し訳ないと、工事をする職人さんたちも力が入ります。
解体工事にかかった翌日にはクロスがはがされ、電気工事も始まりました。

部屋の中央にあった大きな照明器具は撤去して、ダウンライトで優しく部屋を照らします。こうすることで、天井が広くそして高く見えるようになります。照明器具のほかにもキッチンに組み込むIHコンロや食器洗い機用の電源など、床下にも新しい配線を工事します。

リフォーム工事では思いもかけない問題が起こる場合があります。
天井裏が思いのほか狭く、新しいレンジフードのためのダクトを通すのに苦労しました。
古い新築時の図面からは確認できなかったことですが、どうにか天井裏に納まりひと安心です。

新しい床材を貼り、シンクと食器洗い機に接続するための給排水管も立ち上げました。

これで新しいキッチンカウンターを設置する準備がほぼ整いました。

次回はキッチンカウンター等の家具の取付へと工事が進んでいく様子をご紹介しますのでご期待くださいね!
<つづく...>

◇◇◇◇◇◇◇◇◇

写真上 :照明を増やすために、天井にダウンライト用の穴をあけます。

写真中上:元のレンジフード位置から新しい位置まで天井内でダクトを通します。

写真中下:下地材で周囲の床とのレベルを合わせて、新しい床材を貼っていきます。

写真下 :図面と照らし合わせながら正確な位置に給排水管を立ち上げ、キッチンカウンターが据え付けられるのを待ちます。

キッチンリフォーム工事 その1

t_reform_101.jpgt_reform_102.jpgt_reform_103.jpg今年の夏から打ち合わせを重ねてきた、T様邸のキッチンリフォーム工事がいよいよ始まりました。

数回に分けて、このリフォーム工事の完成までをご紹介したいと思います。キッチン廻りのリフォームを考えていらっしゃるかたは、是非、参考にしてくださいね♪

◇◇◇◇◇◇◇◇◇
ご家族が多いお客様の依頼は、
「たくさん収納があるキッチンを作って欲しい」
とのことでした。

お忙しい奥様にとって、少しでも便利で使いやすいキッチンになるように、また明るい雰囲気の中で、楽しくお料理をしていただけるように、対面式キッチンカウンターのデザインのご提案を差し上げました。

壁付けの古いシステムキッチンを撤去して、新たに開放感のある対面式のキッチンカウンターを造り付けます。もちろん、足立木工オリジナルのオーダーメイドキッチンです。

シンクやコンロも対面式カウンターに組み込みます。また、収納たっぷりの壁面キャビネットも製作します。

今回のキッチンリフォーム工事では、キッチン家具類の他、床の一部張替、電気工事、設備工事、クロス張替工事なども含まれています。
<つづく...>
◇◇◇◇◇◇◇◇◇

写真上:既存の古いシステムキッチン

写真中:解体撤去。必要な柱は残しつつ、たれ壁を撤去することによって広さと明るさを確保できそうです。

写真下:床工事。部分的に床材も撤去して、給水・排水の位置を変えます。

大混雑

daikonzatsu.jpgお施主さんへの引き渡し期日が迫ったリノベーション工事の現場では、各業者が入り混じって大混雑です。

特に肝心なキッチンなどの水廻りの部分には、設備屋さん、電気屋さん、塗装屋さん、そして私たち家具屋さんも一緒になって、蜂の巣をつつく様に作業が行われます。

日々の生活に不備のないように、そして少しでも使いやすいキッチンとなるようにと、時間と格闘しながらも丹念に仕上げていきます。


新しく生まれ変わったこのお部屋で、楽しく心地よい生活がおくれるよう願いながら、最後のクリーニングを済ませてお施主さんに引き渡します。

銘木

meiboku.jpg無垢の一枚板を使ったカウンター製作のご注文をいただき、材料の選定のために銘木屋さんに行ってきました。
銘木工場には、床材や床柱または座卓用の原木を加工して出荷するなど、それぞれ専門分野があります。

こちらの工場では座卓やテーブルの天板を主に扱っています。原木の皮をむき、磨き上げて塗装まで一貫して製作する、徳島では有数の工場です。

広大な敷地にはケヤキ、タモなどをはじめウォールナットやチーク、『この〜木なんの木、気になる木』で皆さんご存じのモンキーポットまで十数種の原木が積み上げられています。

「数年に渡って乾燥させながら管理するので、大変な仕事ですよ!」
とおっしゃっていた社長さんは、大きな体で優しい眼をした、不景気風を追い払うような勢いの頼もしい方です。
私も大きな社長に見習って、頑張りますっ!

塗装職人さんのご紹介

izumi.jpg今日はステンレスに続いて、塗装工場の職人さんをご紹介します。

塗装は多くの場合、家具製作の最後の工程となります。
塗料の種類や方法によって、家具の表情はさまざまに変化します。もちろん塗装には家具の表面の保護をするという大切な役割もあります。

塗装職人さんは、熟練した技と長年の勘で、見事に求めている色合いを出してくれます。
 
 
 
木肌や木目の美しさがより際立ち、生き生きとしてくる瞬間です。
必要とあらば、一滴一滴細心の注意をはらいながらの混色を繰り返して求める色に仕上げてくれます。

吹き付けのガンを持った途端に、職人さんの顔がキュッとしまって横から声をかけることも出来ないほどの緊張感が走ります。一通りの作業の後、ようやく普段のにこやかな顔に戻り、仕上がりを見ながら満足そうにうなずいて「きれいなぁ」*とひとり言です。

*「きれいなぁ」は徳島の方言で「きれいだね」という意味です。

ステンレスの加工現場

sus.jpg今回はステンレス加工を協力して戴いている工場のご紹介です。

足立木工では、オーダーの特注キッチンやレンジフードの製作も行っています。
オリジナルのキッチンや厨房什器の製作で欠かせないのが、ステンレス部材の製作加工です。

意外かもしれませんが、お客様のオーダーに合わせて、ひとつひとつ手作りでつくっています。仕上げもヘアライン・鏡面・バイブレーションなどさまざまです。


カメラを向けると、照れくさそうにマスクをかぶってしまった工場長さんは、黙々と緻密な溶接作業をはじめました。難しい注文にも高い技術で応えてくれる工場の職人さんは、足立木工にとって心強いパートナーです。

横浜の港にて

hikawamaru01.jpghikawamaru02.jpg山中湖をあとにしてそのまま横浜の現場に移動と、今回の出張は強行軍でした。合間のオフ日に気分転換で横浜山下公園をぶらりと散策です。
 
港には引退して一般公開中の氷川丸が係留されています。
往年の容姿に誘われて中に入ると、昔の造船技術や調度品の豪華さに目を奪われました。大海での航海にも耐えられるように、しっかりと取り付けられた大小の調度品は今も生き生きとしてみえます。幾度も改装されながら大切に残された造作家具の歴史を垣間見ることが出来ました。

造船業が花形の頃には足立木工でも船舶用の家具を製造していたと聞いております。先々代の社長が、船舶用に作った頑丈なベットを誇らしげに使っていことを思い出しました。

山中湖

fuji_yamanakako.jpg中央道を走り晩秋の山中湖、湖畔の別荘地での家具工事に来ています。

宿から現場に向かう早朝は気温0℃、時雨れていた空から突然雲が消えて大きな景色がいっぱいに広がるかとおもうとまた霧の中。富士にかかる雪の白も見るたびに増して麓は刻々と容姿を変えていきます。

静かな山荘で落ち葉の舞う音を聞きながらの取付工事はいつもとは違い、時間の流れを自然から感じながらの仕事でした。

珈琲 日出蔵

hidekura.jpg日出蔵さんは、美味しいコーヒーと盛りだくさんのメニューが評判の徳島のカフェです。
日出蔵フアン待望の2号店が、この度、徳島市佐古に新築されました。

1号店に引き続き、今回もお仕事させていただきました。

オーナーのHさんは、家具やインテリアが大好きな方なので、建築途中の現場を何度も訪れては出来上がる過程を熱心にご覧になっていました。
そんな情熱的なオーナーさんの元で、わたしも一緒に楽しく工事をさせていただきました。

コーヒーの香りにつつまれて思わず長居してしまいそうな素敵な空間の完成です。

10月9日オープンです。お近くの方は、是非お立ち寄りくださいね。

テナント工事編《電気屋さん》

denki_1.jpgdenki_2.jpgdenki_3.jpg照明器具を取付けていた電気屋さんに
「作業写真撮りますよ」と声をかけると、

「こんなとこダメダメ!電気屋の仕事は器具付けまでの配線の苦労だよ!」と一言。

確かに、床や壁の下地に縦横に走っていた無数のケーブルがそれぞれの器具に接続されるまでが大仕事です。

どんな現場でも縁の下の力持ちの職人さんたちの目に見えない仕事で成り立ってます。

完成したこのテナントを利用者する方が出勤して最初につける灯り、そして一日の仕事を終えて最後に消す一灯。そんなふうに、想いを巡らすと電気屋さんの仕事もなくてはならない大切で素敵な職業ですね。


テナント工事編《奮闘するサッシの職人さん》

sash.jpg普段何気なく押し開いているお店などの入口のドアですが、このサッシの施工も精度の高さが必要な仕事です。

レーザーで出したレベルに合わせ、取り付ける位置をミリ単位で追いかけます。
上下左右そして前後、図面に示された位置に的確にセットされたかどうか確認していきます。

大きなサイズのサッシ枠を器用にくさびを使いながらセットして、位置が決まったら下地に溶接して取付けます。


他の工事も順調に進んでいます。
次回は電気屋さんに登場していただこうと思っています。

テナント工事編《墨出しする大工さん》

sumidashi.jpgいつも家具工事のご紹介をしておりますが、時折内装工事全般を請け負うこともあります。
キッチンのリフォームなどもそのひとつですが今回はテナントの内装工事です。

多くの職種の業者さんと打合せをしながら短期間に工事を進め、店舗のオープンに間に合わせなくてはなりません。かなりパワフルに動かないと出来ないですね。

図面に描かれている一本一本の線を読み取って基準となる線を床に記していく作業が墨出しです。


昔ながらの<墨壷>を使って大工さんが設計図の指示通り床に壁の厚さや間仕切りの立つ位置などを記していきます。この墨のラインが基本となって電気の配線をするなどの工事が動き出します。
現場の地図、道しるべの役割ですね。

今回のお仕事日記では工事の進行に従って登場する様々な職方さんたちの仕事振りをお伝えできればと思います。わたしは工事に追われっぱなしで大変ですが皆様はお楽しみに!

お仕事日記:奈良の都編(その3)

nara_11.jpgnara_12.jpgnara_13.jpgnara_14.jpgnara_15.jpg3泊4日の取付工事が無事終了しました。
現場調査から約1ヶ月、ようやく引き渡し出来る最終段階です。

家具職人さん、搬送の皆さん、そして取付け職人さん、多くの人が協力して、ひとつの仕事を完成させます。
支えてくれる職人さんの手の跡を感じながら、細心の注意をはらい検品していきます。
家具に絡む現場の電気工事等の方にもご迷惑をかけることなく、予定通り配線の接続が出来たようです。

整然と並ぶ引き手さえ誇らしく思える瞬間です。

やっぱり私はこの仕事が好きなんだなと思います。

奈良を後にする前に、現場近くの薬師寺と秋篠寺を廻ることに。

「凍れる音楽」という愛称で親しまれている薬師寺の三重の塔の裳階(もこし)は、小雨に煙りしっとりと美しい姿を見せてくれました。

お仕事日記:奈良の都編(その2)

nara_05.jpgnara_06.jpgnara_07.jpgnara_08.jpgnara_09.jpgnara_10.jpg今回は家具の取付工事に取り組む職人さん達の様子をご紹介しましょう。

取付工事ではまず最初に床、壁などにレーザーをあて基準となる水平と垂直のラインを決めて家具を取付ける位置を出します。たとえ床が水平でない場合でも家具はきちんとレベルを守って取付しますから細かな調整が必要となります。
また間仕切り家具はしっかりと床に固定しないと事故に繋がりますから慎重に下地の補強をします。

墨だしの作業も床、壁、天井などとの絡みがありますから大変です。何度も確認しながら数ミリ間隔でレールの位置に墨を入れている職人さんの額には汗が滲んできます。私は吊り込まれて整然と並ぶパネルにほっとひと安心です。

職人さんにとって道具は何よりも大切なものです。手入れの行き届いた道具にはそのまま職人さんの仕事に対する姿勢が現れます。電動ドリルやレーザー機器などの中にあってひときわ眼を引く《ノミ》はとても美しく見えました。

取付を完了した家具は扉や引出の微調整とタッチアップを念入りにします。日々繰り返し開閉しても狂いがこないように、そしてお客様に大切に使っていただきたいとの想いを込めての仕上作業です。

次回の奈良の都お仕事日記は完成した家具をご紹介します。

お仕事日記:奈良の都編(その1)

nara_01.jpgnara_02.jpgnara_03.jpgnara_04.jpg今回は平城京跡のすぐそば奈良市西大寺での仕事をご紹介します。

翌日の現場搬入のため「宵積み」を行います。
搬入日時に家具の到着が遅れないよう前日の夕方から夜にかけてにトラックに積込みます。深夜、家具は一足先に現場に向けて出発します。
積込み作業は、傷をつけないよう細心の注意を払いながら手際よく乗せていきます。ボディの横が上に開くウイング車が普及して随分と積みやすくなりました。

工事初日、職人さんたちと夜明けの明石海峡大橋を渡り神戸、大阪を抜けて奈良を目指します。
透き通った秋晴れに事故も怪我も無く工事が順調に進むことを願いながらひた走ります。

搬入開始と共に部材や工具で足の踏み場もないほどになります。
これから職人さんたちの手でひとつひとつの家具を取付けていきます。その場に収める過程を頭の中で組み立てながら、一番気が引き締まる時でもあります。

現場の片隅にうってつけの場所を見つけて私の仕事スペースを確保。
図面を広げて現場監督さんと収まりを考えたり職人さんに指示を出したりするのですが、なかなか座る間も無いのが実情です。

次回は作業に取り組む職人さん達をご紹介しますのでお楽しみに。

お仕事日記:鹿児島編(その2)

kokudou.jpgkabutomushi.jpgsakurajima.jpgsyokunin.jpg鹿児島の続編は、家具取付工事の時の日記です。

鹿児島への移動は旅行気分だったものの、現場ではヘビーな毎日。でも仕事のあとの黒豚料理の美味しさは絶品でした!

<写真1:国道ひた走り>
職人さんとおよそ12時間のドライブ。
四国を横断して愛媛県八幡浜からフェリーで大分県臼杵へ。
それからは陸路をひた走りです。
  
<写真2:巨大カブトムシに遭遇>
さすが九州、2メートルものカブトムシ発見!
あわてて車を止めて車中からパチリ。
子供達が見たら喜ぶんだろうなあ。

<写真3:桜島>
てっぺんの雲をどかせて昇る噴煙を見てみたいけど、梅雨の合間ではやはり無理ですね。
現場から歩いて10分。昼休みに職人さんたちと桜島を眺めに。

<写真4:家具工事>
建築現場で注文家具を取り付ける仕事は、我慢と諦めないことが肝心です。
あまり皆さんの眼にとまらない仕事なんです。

お仕事日記:鹿児島編(その1)

01_takamatsu.jpg02_hikouki.jpg03_ashiyu.jpg先月二度、家具の仕事で鹿児島に行ってきました。
その時の様子を2回に分けてご紹介します。

鹿児島まで「現場調査」に一人旅です。
工事にはいる前には現場の下見、採寸など手の抜けない大事な仕事があります。
でも通る先々で楽しんできました。

<写真1:徳島から高松へ>
JR高徳線電車からの風景です。
田んぼの向こうに見えているのは瀬戸内海。
早苗植えわたす夏は来ぬの歌、古いかな?

<写真2:プロペラ飛行機>
プロペラ飛行機はひさしぶりでちょっと不安。
でも乗ってみれば有視界飛行を満喫です。

<写真3:足湯>
鹿児島での打合せを終わって、次はこのまま東京へ移動です。
雨にたたられた出張の疲れも足元から温まってホンワカした気分。美しい足をお見せするのは恥ずかしいのでピントを合わせずに、、、

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