スライド丁番(1)特徴

最近では、家具の扉に「スライド丁番」が使われることが一般的になってきました。
どなたでも、一度は目にしたことがあると思います。
「スライド丁番」は家具の外側に金物が見えないのが特徴です。
「スライド丁番」が普及する以前は、長丁番やPヒンジを使うことが多くありましたが、ヒンジの頭が見えてしまうのが欠点でした。(今でも、用途やデザインに応じては、スライド丁番以外の様々なヒンジを使います。)
また、扉を開く際、家具の横幅からほとんどはみ出さない(オープニングクリアランスが小さい)ので、扉を連続させる場合や、家具を壁際に置いた場合などにも、扉の開閉に支障が起こることはありません。
さらに、扉の取付け(取外し)がワンタッチで出来ることや、扉の位置の微調整がドライバーで簡単に出来ることも、「スライド丁番」が広く普及した理由だと思います。
ほとんどの場合、キャッチ機能付きの「スライド丁番」を用いますが、これで以前の様にキャッチ金物(マグネットキャッチやローラーキャッチ)を取付けなくても扉はピッタリ閉まります。
キャッチ付きの「スライド丁番」は、バタンと強く閉まる傾向があるので、扉の裏側にクッション材を付けたり、ダンパー金物を取付けたりして、これを解消しますが、「スライド丁番」本体にダンパー機能の付いたソフトに閉まる種類もあります。(下の写真、上側の丁番)
このように機能的にもデザイン的にも優れた「スライド丁番」は、扉付きの家具にはなくてはならない存在になっています。



大小様々な錐先とホールソーを並べてみました。
家具の引出(抽斗とも書きます)が硬くて動かなかったことや反対に軽すぎて抜け落ちてしまったなんて経験はありませんか?