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sketch book 足立社長のフォト日記
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スライド丁番(1)特徴

slidehinge01.jpgslidehinge02.jpg最近では、家具の扉に「スライド丁番」が使われることが一般的になってきました。
どなたでも、一度は目にしたことがあると思います。

「スライド丁番」は家具の外側に金物が見えないのが特徴です。
「スライド丁番」が普及する以前は、長丁番やPヒンジを使うことが多くありましたが、ヒンジの頭が見えてしまうのが欠点でした。(今でも、用途やデザインに応じては、スライド丁番以外の様々なヒンジを使います。)

また、扉を開く際、家具の横幅からほとんどはみ出さない(オープニングクリアランスが小さい)ので、扉を連続させる場合や、家具を壁際に置いた場合などにも、扉の開閉に支障が起こることはありません。

さらに、扉の取付け(取外し)がワンタッチで出来ることや、扉の位置の微調整がドライバーで簡単に出来ることも、「スライド丁番」が広く普及した理由だと思います。

ほとんどの場合、キャッチ機能付きの「スライド丁番」を用いますが、これで以前の様にキャッチ金物(マグネットキャッチやローラーキャッチ)を取付けなくても扉はピッタリ閉まります。

キャッチ付きの「スライド丁番」は、バタンと強く閉まる傾向があるので、扉の裏側にクッション材を付けたり、ダンパー金物を取付けたりして、これを解消しますが、「スライド丁番」本体にダンパー機能の付いたソフトに閉まる種類もあります。(下の写真、上側の丁番)

このように機能的にもデザイン的にも優れた「スライド丁番」は、扉付きの家具にはなくてはならない存在になっています。

道具:錐先

holesaw.jpg 大小様々な錐先とホールソーを並べてみました。
家具の取付け工事の際には、いろいろな場面に遭遇することがあります。

現場では思いもよらず太い管が通っていたり、水道屋さんに頼まれて給水排水の管の穴をあけなくてはならなかったりと、家具や金物の取付けだけではない作業が待ちかまえています。
それも木材だけではありません。ステンレスやコンクリートにガンガンと大きな穴をあける羽目になることもあるのです。


どんな状況にも対応出来るためには、たくさんの道具をもって現場に入ります。
また、家具だけの知識でなく、建築や設備のことも理解していなければ仕事になりません。

それにしても、こんなに多くの種類の錐先が取付け職人さんの道具箱から出てくるとは!
一緒に現場に行く私にとっては頼もしい限りです♪

引出用のスライドレール

hikidashi.jpg家具の引出(抽斗とも書きます)が硬くて動かなかったことや反対に軽すぎて抜け落ちてしまったなんて経験はありませんか?
それを防ぐために、最近の引出には金属製や樹脂製のレールがついていることがあります。このレールを「スライドレール」といいます。

スライドレールはその材質や引出しの大きさ、中に入れるものの重量によって色々な種類がりあります。
また、取り付ける位置も引出の側面や底面などさまざまです。


写真のスライドレールは引出の奥までほぼ一杯に引き出すことの出来る、3段引きスライドレール(フルエクステンション)です。
一般的には、2/3程度まで引き出せるレールを用いることが多いです。
最近では引出が完全に閉じる数センチ前で、自然とゆっくり閉まるセルフ&ソフトクロージング機能がついているスライドレールもあります。(ショックアブソーバーやブルモーションとも呼ばれます)

引出し付きの家具を購入する時は、実際に出し入れして使いやすさを確認してみてください。
注文家具を業者に頼む時はどんなものを入れて使用したいのか目的を伝えて、適正なレールを選んでもらってください。

家具あれこれカテゴリー

足立木工のサイトをご覧いただいている皆様はきっと家具や木材、家具を作る工程、金物などにご興味を持たれているのではないでしょうか。
このブログの中で家具に関することを少しずつご紹介していきながら、皆様にご理解を深めていただければと思います。
家具選びや家具のご注文の時のご参考になれば幸いです。

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